株式会社華玉

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華ちゃんの独り言・第10回 TPP対策にプラス 従来の直播法よりさらに生産性と合理化に寄与する鉄黒コート法

2015年12月08日

今回は、酸化発熱しやすい鉄粉の代わりに、安定な黒顔料(商品名:HY330)と、

同じく発熱する石膏の代わりに、発熱しない消石灰を鉄コーティングと同様の配合比で

種籾にコーティングしたときの被膜の状況を調べました。

 

被膜の状況は造粒後7日間すぎて指触で固度を調べます。

つまんで固ければOK、指に黒い粉が大量に付着する場合は実用性を考えてNOとしました。

 

配合比と強度変化表1

 

今回の実験結果から、鉄黒コートの標準配合比は実験番号(3)が良好と判断しました。

実験番号(1)、(2)は比重の点で、(4)は乾燥の点で、(5)は黒顔料が多すぎと、

バインダー(消石灰)の量が少なすぎ、(6)はバインダーの量は改善されましたが

、黒顔料がまだ多いと思われます。

(5)、(6)の配合比にするためには黒顔料(商品:HY-330)の代わりに、

黒顔料(粒子大)(商品名:HY-335)を使用すれば改善できると思いますが、

まだ実験はしておりません。

おそらく結果は良好かと思われます。

 

 

次に標準配合(3)で黒顔料の量を一定にして、バインダー(消石灰)を増加した場合、

強度や色に変化がどうなるのか、以下のような実験をしました。

 

配合比と強度変化表2

 

造粒2週間後の指触テストでは、硬化が完全でなく、又は配合比の物性上、実験番号(7)、

(8)、(9)になるにつれ、硬度が落ちてきました。

これは、もう少し長く固化時間が必要であることを示しています。

いずれの実験番号でも、黒顔料の指への付着は認められませんでした。

但し、実験番号(9)では黒色からグレーになるため、鳥被害(未確認)や経済面を考えると

採用する必要はありません。

 

次回は鉄黒コートの経済的優先性について説明します。

 

 

 

華ちゃんの独り言・第9回 TPP対策にプラス 従来の水稲直播法よりさらに生産性と合理化の向上に寄与する鉄黒コート法

2015年12月03日

今までは鉄コーティングと鉄黒コートの使用原材料と化学反応の違いを説明してきましたが、

今回からは具体的に籾にコーティングする際の作業(単位操作)の違いからくる合理化と

経済性について説明します。

 

下の表は鉄コーティングと鉄黒コートの作業の流れ(フローシート)です。

 

工程比較表3

 

造粒・水添加までは作業は同じですが、それ以降は鉄黒コートのほうが有利になります。

発熱もなく途中熱変化や色変化のチェックも必要ありません。乾燥のための燃料代も不要です。

鉄粉の酸化反応の終了点を籾が付着したまま測定する方法を華ちゃんは確認していますが、

ここでは述べません。問題は生産工程の長さによる時間と労力のロスに注意することです。

いかに鉄黒コートが作業が単純で、生産性の向上に貢献しているかおわかりかと思います。

 

 

 

 

次回は原材料の使用比較と経済性について説明します。

 

(環境材事業部 TEL:045-212-1661)